白神岳

白神岳山頂うしろに避難小屋とトイレ


8/12(日) 姫神山 ・ 13(月) 秋田駒ケ岳、乳頭山 ・ 14(火) 郷力山・太平山 ・ 15(水) 白神岳 
   16(木) 森吉山 ・ 17(金) 栗駒山


【行程】 8/15(水)快晴[秋田4:05=(車)=登山口6:18/6:35−二股7:16−最後の水場8:01−マテ山分岐8:35/8:45−白神岳10:18/10:50−マテ山12:05−二股13:00/13:10−登山口13:41/14:02==不老不死温泉14:40/15:11==能代16:30(泊り)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○昨晩は秋田に泊まったので朝早く出発です。妙に生暖かい秋田市街を後に濃霧の秋田道を八郎潟沿いに北上いたします。海岸沿いの国道101号を白神岳登山口で右折して舗装された林道を詰めます。林道終点の500m手前に大駐車場とトイレがあり朝食を取ったら素早く出発します。

○本当の登山口からは山道になりますが、世界遺産のためか良く整備されています。二股で沢沿いの道と分かれます。看板曰く『沢コースは渡渉もあり健脚者向きです、経験の少ない方は尾根コースを登ってください』これを見た鴉天狗は「暑いし、回遊コースに食指は動くが・・・」「まだ旅の先は長い」との隊長の妥当な判断で却下となりました。

○ここからは山の尾根に沿って緩い登りが続き、所々に水場があるので大助かりです。お陰で最後の水場に着いたときにはお腹は水でダブダブ、それでも顔を洗って気分一新です。ここからマテ山分岐まで急登が続きます。汗びっしょりで分岐に着いたら暑さで顔つきが変わっていました(目が虚ろ)

白神山地最高峰の向白神岳を望む○支尾根を登り次第に木々が少なくなると森林限界を越えてお花畑になります。炎天下ではありますが時々風がガスを運んでくるので何とか歩けます。山頂が望めるようになるとあと一息で稜線です。山頂の手前には立派なトイレと避難小屋が建ち登山者が何人か休んでいます。まずは山頂を踏み360度の展望を独占してきましょう。

マテ山の山頂にて○フラフラになりながら小屋に戻り中で休憩します。自分で思っていた以上に暑さでダメージを受けたようです。まったく食欲がなく暫らく休んでからの食事になりました。相棒も同じようにとろんとした焦点の合わない目で呆然としていました。

○下りではマテ山に寄って行きます。景色も無く三角点と山頂標識だけですが、もう二度と来ることは無いでしょうから記念に立ち寄りましょう。何とか登山口まで戻りましたが、炎天下の駐車場で車内は灼熱地獄です。非常用ローソクは融けて跡形もありません。しつこいアブを追い出しながら素早く離脱いたします。

○帰りには少し遠いのですが「不老不死温泉」に寄って汗を流します。お湯は鉄分で赤く濁りいかにも効能が高そうですが、ロビーの芋を洗うような混雑が玉に瑕。それでも波打ち際の露天風呂は潮風が渡り良い気持ち。さっぱりした登山隊は能代のホテルで洗濯三昧。



2007年の記録へ