七ツ岳・鬼岳
航空標識から鬼岳山頂を望む
【行程】 11/23(火)快晴[福江9:11=(バス)=七岳口9:52/9:55−七ツ岳10:24/10:32−十字路11:16−七嶽神社11:35/11:42−荒川12:19/13:35=(バス)=福江14:08/14:12=(タクシー)=鬼岳駐車場14:25−鬼岳14:46−コンカナ王国15:15/15:28=(タクシー)=五島福江空港15:37/17:50=(ANA4920)=福岡空港18:25/19:35=(JAL1734)=羽田空港21:00/21:10=(バス)=たまプラーザ22:00]
【メンバー】 隊長
【七ツ岳】ななつたけ(431.5m)
○低山徘徊も無事に終了し天気も良いので山に登ることにします。五島のパンフレットに九州百名山が2座載っていたのでこれに決めましょう。まず七ツ岳です、福江島の第二峰ながらピラミダルで秀麗な山容の山です。峠の登山口までバスで行き標高差300mの山頂を目指します。
○帰りのバスまで3時間40分しかありませんが縦走路のコースタイムは4時間半ですって・・・隊長のターボは最初から全開です(半年以上のブランクは感じさせません)始めのうちは樹林帯の急登ですがちょっとした岩場を過ぎると太陽が容赦なく照り付けます、幸い湿度が低いので何とかなりそうです。
○ところが山頂手前で脚が前に出なくなりました、汗ばんだジーンズの抵抗が意外と利いたのでしょうか(それとも単なる体力不足でしょうか)山頂に立った時には心臓バクバクで汗ダラダラです、こんなはずじゃ無かったのに・・・まぁ30分で登ったのでは止むを得ないか
○ここからの展望は一級品です、西の下方には荒川が望まれ島内最高峰の父ヶ岳も聳え立ちます。稜線を目で辿れば好ましい岩稜が認められますので、時間も早いし縦走いたしましょう。鋸状のコブをアップダウンを繰り返しながら一つずつ越えて行きます、3つ目の登り返しが厳しかった。ここを越えると後は静かな山歩きです、十字路では鹿に出会いました。
○七嶽神社奥ノ院の階段を下ると登山口です、細い道ですが舗装されていてここまで車で入れます。途中の立派な七嶽神社で参拝してから荒川まで延々と歩きます(長かった〜)荒川には日本最西端の温泉があるので寄って行きましょう。入浴料250円とは泣かせます、ほんのり汐の香りに包まれた熱い湯に浸ると身体の芯から疲れが抜けて行くようです。
【鬼岳】おにだけ(315m)
○福江までバスで戻りタクシーに乗り換え鬼岳へ向かいます。駐車場からは階段を登りますが、木が一本も生えていない草原なので見晴らし抜群です。誰も居ない展望台の無料双眼鏡を独り占めし、昨日訪れた黄島に焦点を合わせます。番岳の灯台や細ヶ岳など細部まで手に取るようにわかります。
○山頂へは草原の広い尾根を進みます、汗をかかないようにゆっくりと脚を運びます。ところが振り向くと50m後方に観光客の兄ちゃんが迫ってきます、止せば良いのに隊長の心のスイッチが点灯してしまいました。汗まみれで着いた山頂には小さな標識があるだけですが、360度の大展望が思うままです。
○お鉢を航空標識まで回り込み空港目指して北側に下ります、サイクリングロードを渡るとコンカナ王国へ200mの看板があり林の中に導かれます。テニス場やコテージが並ぶ村内に目当ての鬼岳温泉がありましたが『ボイラー故障で休業中』ですって、残念!(しかし沸かし湯だったんだぁ)失意の隊長は汗臭いまま空港へ向かいます。
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